見たいモノ見たくないモノ [Rock 1980's]
何気なくテレビ見てる一般視聴者には実感湧きにくいだろうけど
文章に文法があるように、映像にもいろいろルールがある。
でも中には、都市伝説みたいなコトを真顔で口にするバカもいる。
例えば、携帯かけてるだけで仕事した気になってるプロデューサーや
VTRを一度も繋いだことない編成マンがこんなコトをほざいたりする。
「ヘビはやめましょう。視聴者逃げるから」
「画面にヘビが出ると視聴率が下がる」というこの都市伝説は
結論から言うと、半分当たってるけど、半分ハズレ。
てゆーか、もっとちゃんとした定義が必要なのだ。
具体例で言うと、こんな感じのヘビのグループショットは
画面に出てくると間違いなく視聴率が下がる。
つい現実を想像してしまって、嫌悪感を催すのだろう。
一方、海外の映像をリミックスする番組のスタッフと以前話していて
意見が一致したのだが、同じヘビでも巨大なヘビとかは見せ方次第で
視聴率が上がることも多い。
多分、デカ過ぎると現実感が湧かないのだ。
「見たいモノ」と「見たくないモノ」の線引きってのも
実験的な映像が多かったMTVのビデオクリップを通して
自然に培われたのではないかと、自分では思っている。
The Bugglesと言えばTrevor Horn。
Trevor Hornと言えばYes。
念のため言っておくと、Videoの中盤以降に不快な映像あり。
最近はコンプライアンス的にこの手の注意書きも必要なのでね。
本日の1曲。Yes "Owner Of A Lonely Heart"
あと、蛇という存在自体というより、「集合」 に対する嫌悪感もあるんじゃないかしらん。
虫でも卵でも、もっというとバスケットボールのブツブツでも、何か小さい物がうじゃうじぁ集まっている絵って、生理的嫌悪感あるじゃないですか。
蛇のうじゃうじゃも、それに近い部分あるかも。
by ヘボロ・ミッキー (2009-08-08 23:31)
確かに「群れている」気持ち悪さというのはある。
この手の生理的嫌悪感は心理学的実験で統計取って
きちんと学術的に研究されるべきだと思うのだが、
調べてもまともに研究してる人が見つからなくて
とてももどかしい。
by petrosmiki (2009-08-11 13:51)