優しさは時間の流れる速度による [Country]
『自由は進化する』を読んでたら
前に読んだこの本の話が出てきた。
人間の脳が未来の物事のNPVをうまく測れないことが
中毒や依存症の原因になっている、みたいな話なんだけど、
それとは全く別に、時間と感情の関係を考えてみたり。
いや、もっと単純な話。車に乗ってる時、ふと気付いたのだ。
普段穏やかに運転してる自分が、何かの用事で急を要する時には
「このウスノロバカワゴンがっ!!」みたいな殺意を抱いてるコトに。
どんなに温厚な人間だって、ウンコを我慢しながら運転してる時に
どうでもいいコトを話しかけられたらイライラするハズだ。
タイムリミットに追われてる人間に、他人について考える余裕はない。
言い換えると、優しさ(=他人に対する寛大さ)は
その時点で当人が感じている「時間の流れる速度」による。
寛大な人間は心の中で時間がゆったり流れてて、焦りがない。
或いは、自分自身がテンパリ気味で余裕がない時でも
他人に対しては中長期的な視野で考えたりできる
「違うスケールの時計」を持ってるってコトなのかも。
本日の1曲。Willie Nelson "Funny How Time Slips Away"
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