アブサロム、アブサロム! [Jazz]
フォークナーはとりあえずここで一旦打ち止め。
この世界観にあんまり長くハマり込んでいると
戻って来れなくなるような気がするので。
ホラーっぽいテイストを狙っていると思うのだが
ともかく文章が仰々しくてクドい。
それでも、例えば『響きと怒り』のクェンティンが
何故奇妙な妄想に取り憑かれることになるのかとか
一連の物語がジグソーパズルみたくつながる感じは心地よい。
ちなみに主人公トマス・サトペンの末路については
『短編集』の「孫むすめ」も併せて読むと楽しい。
で、結論。血を蔑む者は血によって滅びる。
本日の1曲。Jelly Roll Morton "Blue Blood Blues"
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